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淫夢売ります

第37章   淫らな果実


「今度は、こっちを見に行こう」
茉莉が雑貨売り場に小走りする。都会に出てきたのが嬉しいのか、いつもの彼女よりはしゃいでいるような気がする。白いワンピースにペイルブルーのカーディガン。髪の毛はいつものようにストレートで、トレードマークの丸い眼鏡もいつも通りだった。

純粋無垢な、茉莉。

「これ可愛い!」

お香を置くための陶器の器だろうか。猫の形をしていて、お腹の中にお香を置く場所がある。ここに練香を置いて火をつけるのだろう。

「こういうの好きなの?」

聞くと、頷く。服や靴を買ったので、大分荷物が多いが、これくらいならプレゼントしてもいいかもしれない。

「じゃあ、これ、僕からのプレゼントっていうことで、どう?」

言うと、想像以上に嬉しそうな顔をする。やっぱり、茉莉はとても可愛らしい。
この後、僕らは映画を見て、食事をして、そして、大学近くの各々のアパートに帰る予定だった。なんという、清らかな交際だろう。

昼の茉莉・・・まるで性の悦びなどとは無縁そうな、清純無垢な存在。

でも・・・夜の彼女は・・・。

思い浮かべるだけで、熱いものが滾るように思う。
僕だけの・・・調教彼女、だった。
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