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淫夢売ります

第27章   嗜虐の楽園


☆☆☆
ピピピピピ・・・

目覚まし時計の無機質なアラーム音が私を強制的に目覚めさせた。
いつものワンルーム。飾り気も何もない、つまらない寝室。シングルのベッドの上で私は一つ伸びをした。

よく・・・眠れた。
胸に抱いたカードはそのままだった。

「鎖に繋がれた男性を見下ろす髪の長い女性」のカード。

カードに描かれた部屋の奥の方にある鏡は、あのマンションの鏡かしら?

とにかく、このカードを手に入れてから3ヶ月あまり、私の生活は潤いに満ちている。
昼間、どんなに嫌なことがあっても、夜のあの夢があると思うと、耐えられるし、なんと慣れば許せてしまう。人に寛大になれているし、仕事にも張りが出てきた。

現に、今度、新しいプロジェクトチームに入ることになった。
あの、落ちこぼれと言われていた私が、である。

朝、目覚めたばかりだけどもう夜が待ち遠しい。
【彼】との生活は、それほど私にとって大切なものになっていた。
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