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淫夢売ります

第23章   溺れる罪


シャワーのお湯が肌を打つ。手のひらで淫紋に触れると、ぼんやりと燐光を放っている気がする。股のあたりがヌルヌルとしているところを見ると、やはりあのまま眠ってしまったようだ。検査衣を誰が着せてくれたかとかは考えないようにしよう。

とりあえず髪の毛を洗い、その後、石鹸で全身をくまなく洗う。

お腹を擦るようにすると、ほんのりと体の中が熱くなるような感じがする。

何?

それが性的な興奮であることが分かるのに、それほど時間がかからなかった。

どうして?なにかの刺激があったわけでもないのに?

身体を洗う手の動きが、別の意味を帯び始める。
乳房をすくい上げるようにし、指先で乳首をくりくりとこねるようにする。
洗っている・・・わけじゃない。

身体が、快感を求め始めている。

浴室の壁にもたれるようにし、石鹸でヌルヌルになった左手で胸を弄り、右手で陰核を撫でる。ぴりっぴりっと心地よい刺激が身体に走る。その度に身体の奥底の熱がじわじわと疼いていく。

ついに、指を入れて、膣内の入り口でグチョグチョと動かしていく。
びくんと、軽くイッてしまった。

しかし、体内の熱は一向に冷める気配がない。むしろ、いや増しに増してきているようにすら思う。

どうしたら・・・

明らかに淫紋の効果だ。自分で慰めるだけでは収まらなくなってきている。

身体が・・・欲しがっている・・・。もっと、強い刺激を。
男性を、求めている。

どうしよう・・・。

『一、淫紋は被験者の性欲動を徐々に高め、最終的には本来生体が持ち得る最大の状態にまでする。』

契約の一文が思い出される。

これが・・・もっと強まっていく・・・。ああ・・・このままいったら私、どうなってしまうの?
今ですら抑えるのが精一杯なのに、これがもっと高まってしまったら、コントロールが・・・。

(コントロールなんて必要なの?)

ふと、そんな考えが湧き上がってくる。

(気持ちいいの我慢するなんて、変じゃない?)

一度意識を向けると、次々と頭の中に考えが浮かんでくる。自分の考えなの?誰かの考えなのか?それとも・・・淫紋が私にこう考えさせているのだろうか?
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