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淫夢売ります

第19章   見透かされる私


確かに、私はコーヒーが好きだ。
この機械は・・・。

「じゃあ、別の質問をしましょう。
 パンティを履かずにエスカレーターに乗ったのって、興奮しました?」
「そ・・・そんなわけ・・・」

ぴー!

さっきより大きな音が鳴る。
ドキリとした。

「嘘ですね」
「そんな・・・」
「本当は興奮したんですよね?」
「ちが・・・」

ぴー!

また、サイン音が鳴る。恥ずかしい・・・。顔が真っ赤になり、うつむいてしまう。
「おやおや・・・嘘をついても分かるって言ったじゃないですか」

「そうですね・・・さっき、電話ボックスでオナニーしたのは?
 またやってみたいですか?」
「いや・・・もう・・・いや・・・」
これは本心だ・・・私の本心。あんな恥ずかしい思いは二度とごめんだ。

ぴぴー!

さっきよりさらに大きな音が鳴る。
思わず私は頭を抱えこむように耳をふさぐ。
桜井が、そんな私の両手をぐっと掴むと、ゆっくりと頭から外す。
「ダメですよ・・・嘘はつけません。
 もう一度言いますよ?
 電話ボックスでオナニーした。気持ちよかった・・・。
 知らない人に見られて、すごく、興奮した。
 そうですね?」

手を掴まれたまま、耳元で囁かれる。
私はいやいやをするようにかぶりを振る。
「ちが・・・ちがう・・・」

ぴぴぴー!!

桜井のスマホが非情に私の嘘を暴く。

「お願い・・・もう許して・・・」
羞恥で気が狂いそうだ。嘘がつけない。ごまかせないことがこんなにも苦しいなんて・・・。

「じゃあ、ちゃんと認めて下さい・・・。本当のことを、泉さんの口から、教えてください。
 私は、人前でオナニーして・・・・どうなんですか?」

涙が眼ににじむ・・・。恥ずかしい・・・。
でも、私は思い出してしまっている。
先ほど感じた、あの気が狂いそうな絶頂を。
人に見られていると思った瞬間の稲妻に打たれたような感覚を。

「あ・・・あ・・・」
「ちゃんと、言いましょう?
 自分の気持ちをさらけだして・・・。大丈夫、私しか聞いていません。」

「わ・・・私は・・・」
ゴクリとつばを飲み込む。
心臓が早鐘のように打つ。
桜井が私の目をじっと見つめる。早く続きを言えと目で訴える。獲物をなぶるような、嗜虐心に満ちた目だ。
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