• テキストサイズ

天狐あやかし秘譚

第67章 不立文字(ふりゅうもんじ)


♡ーーーーー♡
【不立文字】悟りは言葉で表せるものではないから、言葉や文字にとらわれてはいけないということ。
大切なことを知るには、実際に体験することが大事、みたいな。
♡ーーーーー♡

するするとダリの手が太ももを撫で、秘所に迫ってくる。

いやああ!

さすがにそれはまずいでしょ!と思い、ぎゅっと太ももを閉じようとするのだが、耳元で囁くふりをして、ぺろりと耳朶を舐められてしまい、『あん♡』と悶えて力が抜けた隙に開いた足の間からクロッチに指が伸びてくる。

左足の太もも上までスカートがたくし上げられてしまっているので、もし誰かが私の姿を見たら何をされているか一目瞭然である。

こ・・・こんなところで!!

幸い、周囲の人々はマウンド上の佐々木選手の投球に釘付けである。もちろん、貧乏神もだ。手に握った札にグイグイと妖力が吸い上げられているのを感じる。上は上で、下は下で大変である。

ついにダリの指がショーツの上からクリトリスをくりくりと撫で回し始める。一体その体勢でどうやって!と思うのだが、そんな事を気にしている暇はない。意識の集中を切らすわけにもいかず、ダリの指を振り払うことも出来ず、私はただただ身を固くしていることしかできない。

「綾音の良いところ・・・ここであろう?」

私の弱いところを知り尽くしているダリの指により、否応なく私の性感は高められていってしまう。

ひいい!や・・・やめてぇ!!

耳元に口を寄せられ、エッチなこと囁かれながら、そんなことされたら・・・ダメ!か・・・感じてきちゃう!!

こんなことされて集中できるわけがない。その隙に貧乏パワーが炸裂したのか、とうとう佐々木選手は押し出しの1点を相手に許してしまう。貧乏神ががっかりした様子を示し、その瞬間に御札からの妖力の吸引が少しマイルドになる。

「今の内じゃ、一気に妖力を補うぞ・・・綾音」

ダリの手がスカートから抜かれ、代わりに彼の髪の毛がするりと伸び、スカートの裾から入り込むのを感じる。

ま・・・まさか・・・

前回、疱瘡神とまみえる前に泊まった宿の風呂での痴態を思い出す。ダリの髪の毛は自在に動き、かつ、まるでバイブレーターのようにあんなところやこんなところを刺激してきたのだ。まさにエッチな『髪の毛触手』として機能するのだ。
/ 733ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp