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天狐あやかし秘譚

第59章 淫祠邪教(いんしじゃきょう)


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【淫祠邪教】邪神をまつるほこらと邪悪な宗教。人心を惑わすとされる異端の宗教。
ホントは祀っちゃいけない神様を祀って自分だけ得しちゃおう、みたいな。
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あの戦いのあと、早5日が経過した。
綾音と天狐は東京に帰っていったが、私と土御門様は、事案の事後処理のために京都支所に詰めていた。

「こないなこと・・・綾音はんには、とても言えへんな・・・瀬良ちゃん」

土御門様は机の上に今しがた私が手渡した報告書をぽんと投げ出す。そして、机の上に両足をかけて椅子をグラグラさせていた。

陰陽寮京都支所の所長室。土御門様は支所の所長職を兼ねているので、ここでの彼の執務室に当たる部屋であるので、別に足を乗せようと寝そべろうと咎められる筋合いはないのかもしれないが・・・。

でもやはり、行儀は悪い。
そして、瀬良ちゃん言うな。

まあ、ただ、愚痴をこぼしたくなる気持ちはわかる。
私のしたためた報告書の内容には、事件から数日で陰陽寮が調べ上げたこの事件の裏に隠された真相、その救いのない物語が記載されていたのだ。
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