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イタズラ好きなあの子は天使のよう *戦国BASARA*

第5章 太陽と月は仲が悪い??


「いぃぃぃえぇぇぇやぁぁぁすぅぅぅ!!!!!!」

家康の名を呼ぶ声と、刀を鞘から引き抜く音…



家「おっと!」
家康は素早い動きで太陽の光で反射した刀を避けた

刀を振るった者の正体は…





家「久しいな! 三成」
「慣れ慣れしく私の名を呼ぶな!!」

凶王軍の石田三成であった

(あれが、石田三成…)
家康の腕の中で収まっている猫(ルナ)はピンッと猫耳を立てて三成を見る

家「相変わらずだな三成! 少し痩せたんじゃないか? 飯ちゃんと食べてないんじゃないか?」
三「黙れ!! 貴様は私の母親か!!?」

キッと家康を睨んで殺気を出しながらもツッコム三成

家「儂は三成のような大きな子を持った覚えはないのだがな…」
三「真面目に考え込むな!! さっさと私に殺されろ!! いぃぃえぇぇやぁぁすぅぅ!!!!」

『うるさっ…!!;』
猫(ルナ)は三成の大声にピタッと猫耳を畳んだ。 そんな猫(ルナ)に家康は気づき…


家「三成! 大声を出すのをやめるんだ!!」
(分かってくれたのか家康…!!)

家「三成の大声でおびえてしまっているではないかっ!!」
『ちげぇええ!!!!
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