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偽りの私たちが零す涙は【保科宗四郎】

第18章 愛縛 〜縛愛〜


「澪〜、あっ…イくの早いでぇ……ほんで、めっちゃ締め付けてくるやん……かわえっ!」

「ひっ、うっ……今は、だめ…あっ!」

宗四郎は笑いながら緩く突き上げてくる。なんでこんなSなのか…本当に楽しそう。名前を呼ばれて少し離れると、ちゅ…っと触れるだけのキスをされる。

もうええ?と言われ返事をする前にまた抽挿が激しくなる。首を晒して天を仰げば、首筋を舐められて、ゆっくり後ろに倒された。

「澪…愛してるで」

「ん…あ……愛してる、宗四郎…」

やったぁと笑う宗四郎が幸せそうで、私も幸せだった。可愛い可愛いと色んなところに口付けてくる宗四郎が、私を愛していないわけがない。

耳に近付いた唇から熱い吐息が漏れて、愛撫のように擽る。掠れた声さえも、私の快感も幸福感も、どこまでも上げていく。今、宗四郎をこんな風にしてるのは私なんだ、と。

「ずっと…あっ、んぅ…ずっと、一緒に…いよっ……あぁっ!」

耳元でははっと笑った宗四郎が私の中で、質量を増すのを感じた。ずっと苦しみがあってもいい。この人が永遠に私だけを愛していてくれるのならば…。
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