第3章 【始まりはいつも突然っとミサカは決めポーズで言い放ちます。】
鈍臭いお姉様を仕方なく庇った私は聖剣(?で深く斬り付けられ、不細工なお姉様の泣き顔を最後にシャットダウン。
ーーー気が付いたら、、
「ここは何処、私は誰??っとミサカは首を傾げて呟きます。」
自分のコトは分かっていますが…
見た感じ東京の公園のど真ん中に立って居る様ですね。
見渡せば人人人。人口密度が凄い
「きゃあ!誰か捕まえてー!!」
「へへへっあばよ!」
…どうやら"ひったくり"の様。
やれやれ、っとミサカは心底呆れて見ます。
女性の鞄を小脇に抱え、走る男の前に立ちはだかる10841号。
「あぁ?何だテメェ…小娘は引っ込んでな!」
「小娘だからって舐めんなよっとミサカはジョ◯ョ立ちで言い放ちます。」
「ど、どうでも良いわぁっっ!」
10841号に殴りかかる男。
しかし10841号は軽々と拳を避け、男に回し蹴りをおみまい。
その場にドシャッと呆気なく倒れた男性に10841号への拍手が起こった
「どうぞ、お姉さん。とミサカは紳士的に鞄を差し出します。」
「あ、ありがとう。これ受け取ってね。助かったわ」
10841号に2万円札を渡し、女性は公園を出て行った。
「おぉー、万札…」
スカートのポケットに万札を突っ込み、10841号も公園を後にした。
……
「……へぇ、これはまた…
面白そうな子、発見♪」