第22章 恐怖
病室から出て来た俺の脳裏には
意識を失っているの顔が焼き付いていて、アイツをあんな状態にした鬼が憎く、無意識に手に力が入り、グッと強く握り締めていると、
不死川は俺の肩に置いていた手を離してくれた。
「おい冨岡…、テメェがそんな状態だと
を奪う男が現れても文句言えねェぞ…」
「…。」
「はぁーー…、忠告はしたからな…?
俺ァどうなっても知らねェぞ。」
…不死川は吐き捨てるようにそう告げると
の病室の方へと戻って行った。
だが俺には、不死川が言っていた意味をいまいち理解する事が出来なかった。
は俺の恋人だから
そう簡単に奪われはしないと、この時の俺は鷹を括っていたが…
後に、不死川が言っていたことの意味を
嫌と言うほど知ることになる…。