DIABOLIK_LOVERS 夢小説 【裏夢あり】
第2章 勘違いの恋【シュウ】
涙が溢れてくる理由…
それは、『嫉妬』だ。
別に、私はシュウさんと付き合ってたりするわけじゃない。
でも、醜い感情がドロドロと身体中に廻っているような感覚。
こんな気持ち、初めてかもしれない……。
シュウさん、あの女の子の血、すったのかな…?
もしかして付き合ってたり…?
シュウさんのことで、頭がいっぱいだ。
………。
ダメだ。こんな顔で皆さんの所に戻ったらいけない。
なんとか気持ちを落ち着かせて、皆さんが待っている場所へ戻った。
ライト「あっれ~?美幸ちゃん目が赤いよ?泣いてたのかな~?無理やり血を吸われたとか…?」
うっ、ライト君、鋭い……。
美幸「だ、大丈夫です!目にゴミが入っただけですから!」
レイジ「…まぁ、とにかく帰りますよ」
帰りの車の中は、いつも通りだった。
ただシュウさんが私のことを、ずっと見ていたことを除いては…。
そして、私もシュウさんと目を合わせなかった。