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華に嵐

第5章 ライバルは元お世話係


由莉「二宮さん!」

二宮さんは気を失っている。

由莉「どうしましょう…」

私は最悪なことに携帯を忘れてしまった。

さすがの私でも高校生の男性を抱き
かかえる事が出来ません…

ここは… もう…

皆さんに正体を明かしてもしょうが
ないですよね…

二宮さんを1番に考えなくてはならないので…

由莉「すいません!誰か、二宮さん
を運んで頂けませんか。学校に連れ
て行くので。」

「俺が運ぶっす!由莉さん!」

私は、お願いして二宮さんを運んで
もらった。

由莉「とうとう、皆さんに知られて
しまいます…」

私は不安を持ちながら皆さんと学校
に向かった。
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