第5章 ライバルは元お世話係
私は玄関の方に来た。
佳奈「あれ?由莉?」
ちょうど帰ろうとしている佳奈さんに会った。
由莉「佳奈さん!あの、二宮さんを
見ませんでした?」
佳奈「二宮さん?二宮さんなら確か
同じ三年生の人かな?一緒に
歩いて帰る所を見たよ。チラ
ッと聞いたけど第三倉庫何とか
って話していた様な…」
由莉「…⁉︎ ありがとうございま
す!佳奈さん!」
佳奈「ホーイ。まぁ、頑張って!」
佳奈さんに応援されながら私は玄関
を飛びたした。
佳奈さんが聞いた話によるとおそら
く二宮さんは第三倉庫に連れて行か
れたに違いありません。
待っててください。二宮さん…!
必ず私が… 助けに行きますから!