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化身来華【鬼滅の刃】

第8章 再会(さいかい)





屋敷に帰るまでが修練だと言っていた

帰ってすぐ、そのまま風呂に入って
ご飯を一杯たらふく食べさせてもらって
ほかほかの布団で、ぐっすり眠っていた


光そのものとなっていて回復させられるらしい

それのお蔭で何度も何度も無事出来て
成長を強く感じることが出来るようになった


恵土「まずは全身の動きの合一化を進める」

しのぶ「合一化?」

恵土「これまでの修練は、「全身の無駄な動きと力み」を完全に取る為のものだ
「それ」は無駄な消耗へと直結するからな

で、今度は動き一つに、全身の力を込めれるようにする」

しのぶ「なるほど…」

恵土「全力疾走を1周出来るようになる修練と並行で進める
もう全集中の呼吸と型は身に付けれたようだからな」微笑

しのぶ「はい!」真剣、力強く頷く

それから更に追加されて教えられた


筋肉の構造上、身体は内(うち)に向けて大きく力を発揮する点
左腕や左足なら右側に、右腕や右足なら左側に向けて

それをそのまま戦闘に置いての立ち回りに応用すること
走る向き、方向、全身の動かし方に転用出来ること

それらを活用し常に意識し、無意識に出来るようになれば
最小の力で、最大の威力を常に発揮出来るようになると


脱力していると速く動けるが、力んでいると速度が落ちる点
当たる直前まで脱力し、当たった一瞬のみに全身の力を集約させる

それが先程言っていた、全身の力を一塊の動きとする技術らしい


全集中・常中も教わり
呼吸を常に意識して、何をしていても無意識に出るぐらい続けるように習慣付けられた

それを続ける内、疲れ辛くなってきたのを強く実感していた…



半月も経てば1周3分で終わらせられるぐらい、走りの技術にも取り入れられたことで速度が上がっていった

師匠も隣で並走していた
私は息切れしていたが、師匠は顔色一つ変わらず汗のみかいていた


恵土「よし!合格!!」微笑
しのぶ「やった!」ぐっ!!←拳を強く握り締める

恵土「次は50周!最短で行くぞ!!
しのぶ「1000km!!!?)・・」ガーン!!←白目を剥き硬直

恵土「以前教えた4箇所直通の道だ!

大体2kmだから100kmになるが
全身を使う点は変わらないし、より一層負荷が掛かる
同じ道だからと言って油断しないように!
しのぶ「はい!!」

メキメキと強くなっていった


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