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化身来華【鬼滅の刃】

第29章 化身化(けしんか)





十文字斬り(じゅうもんじぎり)
神の呼吸・奥義…無間(むげん)ノ型、神天(しんてん)
それを左右同時に無限に連打する、その衝撃たるや背後にある全てをも消し飛ばすもの

神天は懐に飛び込むや否や下から刀が立ち昇り、首を綺麗に斬って捨てるだけでは無く…余波のみで文字通り鬼という全てを消し飛ばす
風月流奥義・一閃、真月流奥義・風魔一閃、ヒノカミ神楽・碧羅の天を合一化し、全ての呼吸と技を同時に放つ御業(146ページ参照)

しのぶが神の呼吸の継子になれたのは…ちょうど年を明けてから
今年(1912年)の初日の出を背にぶつけ合わせた時だった

しのぶ(間に合った!!)ぐっ!!←滝のように汗を流しながら拳を握り締める


白蛇の舞(はくだのまい)
蛇の呼吸・伍ノ型、蜿蜿長蛇(えんえんちょうだ)
恋の呼吸・伍ノ型、揺らめく恋情・乱れ爪(ゆらめくれんじょう・みだれづめ)
それらを同時に打つ技

敵の周囲を広範囲から全方位を包み込むように
白蛇が文字通り舞い踊るように牙と鱗でずたずたに引き裂かれてゆく


恵土「化身化の場合…願いが尽きない限り終わらない
心臓を貫かれても死なないし
文字通り消し飛ばしても…再生する」
小芭内「ならどうする?」
恵土「肉体を再生させないのではなく、あいつの中にある鬼の大本を絶つ
つまり青い彼岸花成分を消す

私達の化身化の大本は日輪刀だ
あいつの場合は青い彼岸花だ
あれは邪を吸い取り増幅させる
鬼化させたのも、私に触れて癌へ覚醒させたのも恐らくそれだ
この地、世界の邪を長いこと吸い過ぎて意思を持ち、生存本能も働いての結果だろう
特に無惨は癌だ、邪は死ぬほどあったろうしな
ついでに言うと、人を殺して食えば体内で青から赤へ変異し日光を受ければ消える鬼になる
今回の場合は化身化で防がれてるがな
小芭内「なるほど、その肝を討てば自動的に里からの陽光で消える(死ぬ)か
よし、話は決まったな!
『大本を絶つ!!』

恵土『行くぞ!
創世神『化身来華(けしんらいか)!!』白い光が集う
無惨「こんな所で…死んで堪るかあああああ!!!」黒い闇が集う
かっ!!!衝突し合う

創世神『皆思ってるよ…
お前の勝手だけが通ると…
どこまでも好きに出来ると…
思うなああああああああ!!!』
ごおっ!!!光が闇を突き破る

次の瞬間…無惨の身体は、光となって消えていった


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