第16章 小芭内との日常(にちじょう)
お守り
各自に渡したもの
しのぶ
藤の花(決して離れない)
たとえ離れることになっても何度離れても何度でも会おうな!^^、という意らしい
いつでもしのぶを想っている
という紙が中に入っている
いつでも…しのぶの幸せを一番に想っているからな!^^という意
カナヲ
白菊(貴方を慕っています)
大事に想ってるからな^^、という意
どうかカナヲが、幸せで、健康で、平穏無事で居られますように…
という紙が中に入っている
意味はそのまんま
恵土「この間凄く珍しいことがあってさー
蜜璃「きゃー!ほんと!?聞かせて聞かせて!!」
きゃーきゃー!!
きゃいきゃい
うふふふふ
小芭内「……;」ただただ只管じっと見守っている
だが会話についていけない
はしゃぎ合い盛り上がる2人を見て……
その晩
小芭内「冨岡…
女とは、なんなんだろうな」
義勇「!・・
え…
そ、それは……
気分で動くものじゃないか?」
小芭内「嘆息)はあっ
お前に聞いた俺が馬鹿だった
義勇「いや…間違えた(あせあせ)
(師匠(恵土)は確か…
恵土「いいか?人の心とは水のようなものだ
つまり!)
流れ行くものじゃないか?」
小芭内「質問の意図をはき違えているように思えたが…案外そうでもないようだ
(溜息)
そうだな…(瞑目)
精々流されるとするか」
一人納得し、その場を立ち去っていく小芭内……
義勇「………
これで良かったのだろうか…」ぽつり
急な質問に困惑するばかりの義勇であった……
一人、誰もいない場で呟いていた
店主「ホイヨ!鮭大根お待ちぃ!!」
義勇「ぱあああっ!!)//
ありがとう」キラキラ微笑
店主「おうよ!^^」鼻の下を指で擦る
そこには…
無一郎達とどんちゃん騒ぎをする恵土の姿もあった……
宴会と称し、酒を飲むなり何なりし…絡み酒をしていた……
その際…
絡み酒に巻き込まれた、殺という文字を刻んだ羽織を着た者がいた
無一郎「姉さん飲み過ぎ;
少しは控えて
恵土「これまでずっと断酒してたんだ!
今夜ぐらいは飲ませてくれぇい!!」
有一郎「こうなったら聞かないからやめておけ」肩の上に手を置く
無一郎「でも…花柱が御屋敷で待ってるんじゃ?
バレたら怒られるよ?
有一郎「多少は目を瞑ってくれるはずだ
多少は
『……;(大丈夫なのか?』じと目
