第1章 転校先の学校 〜大野智〜
なんで声を掛けた時ビクッてしたんだろう…?
「あの… 転校生かな?」
智「そうだよ。今日から一年生に
転校して来た大野智です。」
「一年生… 僕と同んなじだね。
ちなみに僕はA組だから…」
智「そっか。同んなじだったらいい
な。A組ってどんなクラス?」
すると彼は曇った顔をした。
「えっ… あっ、いいクラスだと思
うよ。多分…」
智「あっ、そうだ。名前は?」
「えっと、清水慎だよ。あっ、ここ
が職員室。」
智「清水君か… じゃあ、ありがとね。」
俺は職員室に入り先生の所に向かった。