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いじめ 〜五人の恐怖〜
第1章 転校先の学校 〜大野智〜
慎「智君は強いね… いいな…」
智「慎君… 俺は強くないよ…」
慎「えっ…?なんで?だって智君、
ひどくいじめられているのに
泣き言ひとつ言わないから…」
智「俺、ひとりぼっちで友達が居な
かったら学校辞めてたかもしれない。
でも、慎君がいるから…」
慎「智君…」
智「俺、友達がいるから強くなれ
る。俺が強くいられるのは…
慎君のおかげだよ…」
慎「智君…」
慎君は涙を流していた。
もうすぐ昼休みが終わる時、
俺たちは教室に戻ることにした。
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