第5章 《2章》サンジ落ち編/3話1P/途中
〈第2章 サンジ落ち編〉
【07 】1(1/3)/3P
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あの後は───まるでふつうの[恋人同士]のように思いきりイチャイチャして、[恋人]がするみたいに手をつないでショッピングにいそしんだ。
(生涯忘れることはない、夢のような時間)
だけど………………サンジが好きで、どんな覚悟も決意も水の泡になってしまう自分がすごく憎いし、怖い。
ほんとうは会いに来てはいけなかった。
想いを伝えてはいけなかった。
えっちなんて……してはいけなかった。
(はぁ………だけれども、こうなってしまったんだから、マジでこの後のことを考えなきゃ)
帰宅後は、仕事をしに行ったサンジと別れてひとり自分の部屋のベッドでゴロゴロしている。
(…………………………………………………)
そもそも私は〈サンジが特定の恋愛をすることで起きなくなるかもしれない[原作]の変化〉がとてもイヤで恐いのだ。
(仕方がないから多少変化はしても『似たようなこと』が起きればいい……?)
結果が伴えばイイのだろうか。