第4章 《2章》サンジ落ち編/2話3P
〈第2章 サンジ落ち編〉
【06 】3(1/3)/3P
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「…ん………」
今までにない距離で寝ていたサンジ。
キスをした口唇も、重ねあった肉体も、私達は血を分けた兄妹なのに、嫌悪感の類いはちっとも微塵も感じなかった。
むしろ、嬉しくて涙が出てたくらい。
(私ってサンジが好きなの………?)
だけれども[兄妹]だと大手を振ってすぐには『好き』だとは言えないし、分からないのだ。
でも…………
昨晩のロクジュの身体はサンジにどこを触られても、どれだけイヤらしいコトをされても全くイヤがらないのに、同じことをべつの人にされるのはイヤだと思ってしまう。
(それって嫉妬?独占欲?つまりは………)
この人を──[男]として見ている。
(やっぱり、私……………)