第7章 にゃーと泣いたから
じー····
「····」
(見られる視線)
「ソリンは何故ナドクライにいる。ここは危険だと知らないのか」
「あぁ!···確かに危険ですよね、だけど私は世界を知りたいから旅をしてます。あっでもワープ使って帰宅してます!」
「世界を知って何がしたい」
「····何が、したいんだろ」
ひゅーん、こつん☆
(は???··こいつ何を言ってやがる)
世界は···裏切りだらけだ
最初はよくとも
最後には···
「世界をきちんと知りたい」
その言葉と顔は凄く真剣な目をしていた
真っ直ぐ俺を見つめる薄色の青
それを見た時思い出したのは
夜空の下でソリンディスと手を繋ぎ何気ない会話をした日