第7章 にゃーと泣いたから
スッ
「私は。包帯さんが探す人ではありませんが、望むのであるなら"ソリン"と呼んでも構いませんよ。元気になるまでの間ですが笑」
「····包帯じゃない」
「お?」
「···レリル」
ぱぁ
「はい、レリルさん」
(···名前を知られてないのがさいわいだ)
ソリンディスと読んではいけない。俺の"✿✿✿"だから
(···?)
(ずっと考えてるような顔をしてるな)
「お腹すきませんか?まだ怪我してるから硬いのとか··」
スッ··
「あー··」
ぱくっ
「か」
手
噛まれた
(えっ!やばい人?!)
「···パン」
「!、はい分かりました!」