第6章 しゅわわ
パタタ··
(小さいから見失わないようにしなきゃ)
「チー」
「広場に着い··ラウマさん?お邪魔··ぁ」
「スゥ···」
(ラウマさん寝てる、だけど)
「うぅん··」
(寝づらそうだな··そうだよね、ツノの重さあるもん)
··ふっ
「ん?··視線が、違う··!?」
「あっ、起きましたか?ラウマさん」
がばっ
「✿、私は··」
「この子がラウマさんに会いたかったみたいで」
パタタ
「チチチ」
「お前···おばかさんだな」
「ちゃんと寝れてますか?ツノの重さがあるのか寝づらそうでしたので」
ぽよん
「以前フォンテーヌでお世話になった時に頂いた水枕を敷いてみましたが、ツノがくい込んでも割れませんでした!」