第5章 こんにちは
「ぞっ··!?あっディルックさんありがとうございましたー!」
「あぁ(あの男)」
✿に惚れてる
そして雷だった
すたすた
「フリンズさん?(夜明かしの地に来たんだが··)」
ぴたっ
どむっ
「み"!」
「あぁ、これはすみません。··✿さんは先程の人とは仲が宜しいかと思いまして···」
「あぁ··ディルックさんですか?仲良しまでとはいきませんよ。基本ディルックさんはアカツキワイナリーにいますから。モンドには夜の時間にしか来ませんからね」
「なら、何故今日は昼間に?」
「私が頼んだお酒を届けに来てくれたんです!」
「そんなに僕の言葉を··✿さん」
ふわっ··
ギュッ
(··花の匂い)
あたたかい
陽のあたたかさ
自分でもおかしいと思いますよ