第11章 ハウスキーパー 執行官何人
「執行官様って」
「····」
「ーーーーー」
その時の✿の表情はどこか悲しそうで月を見上げながら呟いた言葉は僕には分からなかった。
✿✿✿
がたがた
「····」
「そう震えるな。なにもしない(多分)」
「何故私は、あー··(名前で呼んだらいけないよな)仮面さんの部屋に?」
こつん
(仮面さん)
「博士と呼びなさい」
(葉加瀬···)
「はい··博士··さん」
(絶対変な変換いれただろ。此奴は私が怖くないのか)
震えてはいるが周りを見る余裕があると見た
(少女が言ってた人、嫌な実験ばかりしてて)
何考えてるのかわからないけど
強いんだろうな
「話を戻そう、今私は機嫌が随分とい。だから話をしようじゃないか」