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あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第27章 浮気?✿番外編


宗四郎は短く、ん、と返事をして私を横抱きにし、洗面所に向かっていく。

今私、10kgくらい増えてるのに…。


「宗四郎の腕もげちゃう…。」


「誰の腕見てそないなこと言うとるん。」


あ、はい、そうですね、保科副隊長ですもんね。

服を着ていないから、逞しい胸筋と上腕二頭筋が……何故かそれを見て顔が熱くなった。

よく見てたはずなのに…。


それに気付いた彼は可愛ええなと上機嫌に笑って降ろし、うがいをさせた。


寝室に戻ると私に下着を履かせ、自身も服を着る。


一緒に横になって腕の中に閉じ込められると、好きやと頭に何度も口付けてきた。


「今日な、僕が飯作って一緒に食って、一緒に風呂入って抱き締めて寝よう思っとったんや。風呂とこれしか出来んかった。」


ぎゅっと抱き締めてくる。


「これからはいくらでも出来るよ。私たちまだ20代だよ?ずっと一緒に生きよう。この子と…また生まれる命と…。」


「お、2人目作る気でおるん?まだ1人目も産まれてへんのに?ふふっ、まあそうやね、1部隊作れるくらい頑張ろか。」


目を見開いて固まった。

1部隊って一体何人…。

でも、宗四郎の子ならいくらでも産めるかもしれないとバカなことを考えていると、暖かい腕の中で愛してると2つの声が重なった。




__________....end.

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