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Thaw

第2章 集会


Noside

ある日、黒薔薇の幹部での会議が行われた。

由「、、、今回もあの子は、、。」

蒼「由紀、別にいいわよ、来ても来なくてもあっちにも情報は行くわ。そんなことより、会議を始めるわよ。」

雪「今回は?」

蒼「、、、、、東の彼岸花と決闘を申し込む。」

光「は!?彼岸花ってお前正気かよ!?」

夢「光、落ち着いて、、。」

陽「でも、何で、彼岸花に決闘を?」

海「少なくても、俺等のこの人数じゃ勝てっこねぇぞ。」

蒼「そんなことは分かってる。」

光「じゃあ!何でだよ!」

海「光、お前いい加減落ち着け。」

光「落ち着いてられるか!あの彼岸花だぞ!?海斗の言った通り人数じゃ勝てっこねぇぞ!?いくら蒼でも狂ってやがる!」

聖「お前落ち着けって!」

いつもは温厚で何も口出ししない聖也が言った。

こんなに怒る聖也、幼なじみでも殆ど見ない光景だ。

聖「蒼にも何かしら、考えがあるはずだ。それと、蒼の侮辱だけはやめろ、手が出る。」

光「っ!、、、、、ごめん。」

聖「ん、もう別にいい。」

優「で、考えって?」

雪「総長の決定に私達は従うわ。」

蒼「8年前、彼岸花の人間がうちに殺されたのは知ってるよね。」

優「まぁ、当たり前に知ってるけど、それとなんの関係が?」

蒼「あれを指示したのは、私じゃない。」

由「!じゃあ、誰が、、、?」

蒼「あいつ、、、天野直登。」

海「は?何であの人が?あの人達はもう降りてたんじゃ?」

蒼「今でも裏をいじってるのはあいつら。」

夢「そんなっ!総長の命令は絶対のはずじゃ!」

陽「夢。」

夢「!何?陽向?」

陽「フルフル」

夢「っ!ごめん。」

蒼「別にいいよ、私だって何回も話はしたよ。でも、暴力振るわれそうで、怖いの。」

雪「、、、。話、もとに戻すけど、あっちは蒼が殺ったって勘違いしてるんでしょ?」

蒼「さすが、うちの頭脳ね、そのとおりよ。」

由「でもうちだけじゃ何も、、、。」

蒼「だから今回はコイツラにも協力してもらう。」

ガチャッ

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