第1章 始まりの話
蒼side
「蒼!おはよ〜!」
いつもどうりの元気な声が聞こえてくる。
これが私の一人目の幼なじみ浅野由紀だ。
同じく月城学園2年生であり、生徒会の書記を担当してもらっている、私の良き理解者だ。
そのあとに続く7個の影。こいつらもまた、私の幼なじみだ。
「おはよ、蒼。」
風吹雪菜
「おはよう、今日も元気だね。」
春風陽向
「蒼!おっはよ〜!」
春風夢
「夢、ちょっと静かにしてもらえる?寝起きに響く。」
姫野優菜
「相変わらずおめぇらも元気だな。」
翡翠海斗
「ねっむ、、、、。」
日々野聖也
「蒼!今日もかわいいな!おはよう!」
湊光
この8人こそが私の幼なじみだ。
そして、わたしが総長を務める
黒薔薇の幹部たちだ。