第2章 創作バース パンサーバースについて
番の契約については3種の方法がある
1つは【本番】
金豹が雪豹または白豹に番う行為である
方法は番にしたい雪豹または白豹にある斑点の上から口づけをすること
本番の契約を交わした者は以降、相手にしか発情しなくなる
子は金豹または雪豹、白豹のいずれかの性で産まれる
黒豹にも行える行為ではあるが、一般的ではない
2つは【番の上書き】
黒豹が金豹から略奪した雪豹または白豹に番う行為である
方法は金豹が番として斑点に残した口づけを上書きすること、その上で雪豹または白豹に項にある斑紋に口づけをさせること
番の上書きが完了した時点で金豹との記憶は消えるまたは書き換えられる
以降、雪豹または白豹が黒豹を番として認識し、相手にしか発情しなくなる
子は黒豹、稀に白豹が産まれる
もし、金豹が黒豹に番を略奪されたら
番契約を結ぶ前ならば措置はある、しかし、黒豹は略奪後、すぐに金豹との番契約を上書きする為に90%が不可能とされている
黒豹に番契約を上書きされた雪豹または白豹は元々番であった金豹との記憶が全て消える、または記憶を上書きされる
記憶が上書きされた場合は元々黒豹が自分の番であったと認識する
そのため、例え金豹が番を取り戻したとしても番として認識せず、また黒豹に上書きされた番契約を消すことも更に上書きをすることも出来ない
金豹が本当に番を想うのであれば、早々に雪豹または白豹を新たな番の元へ返さなければならない
金豹または黒豹は番を何人も持つことが出来る
しかし、例外は金豹に雪豹または白豹を奪われたと感じた場合に黒豹となってしまった者だ
それは対象として認識した雪豹または白豹だけを愛する傾向があるため、番はただ一人だけだということが多い
その為にそこら辺の何も考えずに番にしてゆく金豹や黒豹よりもある意味では最も一途で健気であると噂されている
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