第5章 二人でアオハル
愛おしいものを触るように、背中を撫でながら、五条は腰を振った。
「あっ…!あっ…ん…」
「ほら、もっとお尻だして。」
耐えられないは、力が抜けて布団に倒れ込みそうになりなっていた。
シーツを握りしめ、イッたばかりのは頭がもう回っていない。
「さと…る…あっ…あぁ…ん」
「何。またイキそう?」
「やぁ、ぁぁ…っ」
「まだ付き合ってよ。こんな気持ちいいのに。」
肌と肌がぶつかる音がの思考を鈍らせた。
「やっ…も……あぁ…だめっ…」
「も…すこし…」
スピードを上げ、いこうと思えば五条もイケるが、まだを堪能したい五条はしぶっていた。
手を伸ばし、下で揺れる胸の先を五条はきゅっと摘んだ。
「あっ、だめっ…!」
「…。」
耳元で名を呼び、腰を抱きしめの好きな場所を突き上げていく。
「あっ…もぅ……いっちゃ…また…やぁぁっ!」
「くっ…」
びくびくと震えるの腰に強く突き上げ、五条も果てた。
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ツインベッドの使ってない方のベッドに二人で横になった。
「の中イキ、可愛いかったなー。」
「…うるさいばか。」
は顔を真っ赤にし五条の胸に隠れるように布団に潜り込んだ。
「相性いいと思わない?」
「思わない。」
「ええ!?」
「…だって、悟さんはもっと体力もあるし、加減してくれてるんでしょ?」
「…。」
目の前の筋肉の塊に私はそっと手で触れた。
トレーニングとかで鍛えられた大きな身体。
「…満足……させてあげれてるかな。」
「正直してない。」
はもぞっとさらに布団に潜り込んだ。
「もっとやりたい。一日5回はしたい。」
「…っそれは!」
「泣かせたい。服破りすてて、犯してやりたい。」
「ひぇ。」
「が一人やるところを録画したい。」
「…。」
「嘘だよ。」
軽く引いてしまったは、五条をチラッと覗き見た。
「性欲が満たされてなくても、心がそれ以上に満たされてるからいいんだよ。」
そう言って優しくの頭を抱きしめた。