第115章 結翔ちゃんを幸せにします。たくさんの幸せの花を咲かせます

「結翔ちゃん1月25日に入籍しよう？」

「来年？早いよ。専門学校卒業前だし」

「梨良ちゃんが入籍して、未唯彩ちゃんと楓未奈ちゃんも誕生日に入籍決まったでしょ。今すぐ結翔ちゃんと入籍したいんだ。俺。でも結翔ちゃんの20歳の誕生日にさ」

　結翔ちゃん、未唯彩ちゃん、楓未奈ちゃんは焦らずに就職先を探すつもりでいたらしいけど。きっと児童指導員になる夢、遠回りさせちゃうね。

　子供に恵まれて、生活も安定したなら、いつかキミの夢の応援するから。

　--

　まぁ、 覚悟してたけどさ。結翔ちゃんパパの永翔さんには難色を示された。智紗さんは泣いて喜んでくれたけど。なんでか智さんにまで。何だよ。自分だってさ。


『結翔早すぎだろ……茉結子〜』

　すみません。

　ウチの両親？

『難しい和也を理解してくれる。和也を想ってくれる可愛い女の子が……』

　だって。失礼な！結翔ちゃんの事気に入ってくれたよ。



　智さんは、梨良ちゃん大好きまぁくん&梨梨ちゃんパパに難色示されてるしね。お母様は賛成だけど。智紗さんは嬉し涙流してた。

『智みたいな変わった子に、智にこんな素敵な女の子』

　智紗さんにしては、まぁまぁ失礼なこと言ってたけどね。



　まぁくん&潤アニキは、親の自覚が出てきたのかね？未唯彩ちゃん&楓未奈ちゃんの両親に難色示されてるみたい。

　まぁくんの両親と梨良ちゃんは、未唯彩ちゃんを大歓迎。

『雅紀みたいな人見知りに、雅紀がこんな素敵な女の子と出逢えるなんて』

　まぁくん。ご両親からしたら、未だ、人見知り認定なんだね。



　ウチの両親と俺は、楓未奈ちゃんを大歓迎。

『潤が女の子と仲良く。潤を想ってくれる可愛い女の子が』


　潤アニキも『失礼な！』と叫んでました。


　
　そして智紗さんは。

『和也くんは、凄く結翔ちゃんの気持ちを理解してくれるし、智には、智に尽くしてくれる梨良ちゃんが。安心してね。茉結子』

　そう言って下さったんだ。

　ありがとうございます。智紗さん。



　結翔ちゃんママ。茉結子さん。前提多難です。けど結翔ちゃんが好きだから。


「結翔ちゃんを幸せにします。たくさんの幸せの花を咲かせます」


　見守って下さいね。

　
　〜終わり〜