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クイーンになるため【ブルーロック】

第6章 侮辱と屈辱


それから3日経ち、金曜になった。

は朝から憂鬱な気分だったが、部活の仲間たちのおかげで少し気分は晴れた。

放課後

烏「行くで」

「あ、うん」

は烏と部活に行くのが日課になっていた。

烏「そういや、連絡先交換してへんかったな」

「あぁ、確かにね」

烏「嫌やなかったらこれ読み取ってや」

烏はQRコードを差し出した。
は少し笑ってから

「嫌じゃないよ」

そう言って読み取った。

烏(アイコン、貝殻なんや)

烏「なんかあったら、いつでも連絡してきてええからな」

「なんかって何??」

烏「この烏旅人様に会いたいな思うたときとかや」

「いつ来るかは分からないけど、分かった。ありがとう」

烏「俺からはあんま連絡せぇへんな」

「分かった。私もあんまり見ないから、気づかなかったらごめんね」

烏「そこはなんで?言うてほしかってんけど」

「アハハ、ごめんごめん。なんで?」

烏「返事待ってしもうて、他のこと手付かへんくなるからや」

「それは大変だね。じゃあもし烏くんから連絡きたらなるべく早く返してあげないと」

はニコッと笑った。

烏(冗談や思ってんねんな。本気なんやけどな)

烏「よろしく頼むで」






部活後は烏か玲王、声をかけられた方と一緒に帰っていた。
それはつまり烏と玲王の勝負にもなっていたが、この日は玲王であった。

玲「、今日乗ってけよ」

「あ、玲王くん、ごめん、今日は用事があるから歩いて帰るね」

玲「そうか…」

「また誘って?玲王くんと帰るの楽しいから。じゃあまた明日ね」

はそういうと女子更衣室へと向かった。

玲「楽しい…か。フッ」

烏「何ニヤついてんねんキモいわぁ」

玲「あ?んだよ」

烏「楽しい言われただけでニヤつくなんて、お前モテるボンボンのくせしてほんまは経験0か」

玲「言われたことないお前に言われたくない」

烏「なっ…こいつ腹立つやつやなぁ」

玲「こっちのセリフだ」

2人がバチバチになっていると、制服から着替え、髪も整え、軽くメイクをしたが出てきた。
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