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【HQ×宮兄弟】聲の処方箋 【R18】

第1章 救世主は突然に







厳しい両親のもとで育ったからか、昔から人の顔色を窺うことには長けていた。




どうすれば叱られずに済むかな。




どう振舞えば褒めてもらえるかな。




そうやって周りの視線ばかり気にしていた私は、自分の気持ちに正直になることを学ばずに大人になってしまった。




どうせ傷付くぐらいなら、自分の心の内など誰にも見せなくていいと思っていた。




あの二人に出会うまでは――――――………










みちるside




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