第6章 委員長編
~放課後~
んじゃあ図書室行きますか
七海「ねぇ悠」
「一緒に帰らない?」
悠「悪い!」
「やることあるんだ」
七海「代表委員の仕事?」
悠「そうそう」
七海「あんなに嫌がってたじゃない」
悠「ああ」
「だけど入っちゃったからな」
「仕方ないさ」
七海「嘘よ…」
「幼馴染みだからこそ言える」
「悠は優しいから…」
「本当は内田さんの力になりたいんじゃないの?」
悠「何でもお見通しってわけか」
「七海にはかなわないな」
「じゃあ行くわ」
七海「あっ……」
「行っちゃったか…」
「私のことも考えてほしかったな…」
「悠のばか……」