第5章 七海編
七海「ところでさ…」
「今日何で一緒に帰ろうのメールくれたの?」
ギクッ
忘れてた…そういえば何て言うか考えてなかった…
まさか聞かれるなんて…
悠「えーと…それはあれだよ…」
「一緒に帰りたかったから…」
七海「何で私が学校にいること知ってたの?」
悠「そりゃあまぁあれだよ…」
「委員会で残ってるかな?と思って」
「委員会の集会あったじゃん?」
七海「私委員会じゃなくて『係』に入ってるんだけど」
やばいやばいぞ…
今日の七海は何か違う…どんどん論破されていく
悠「じゃあ俺の記憶違いってことだよ…」
「たまたま七海が教室にいて良かった…」
七海「……」
これは逃げ切ったか…?