第3章 理恵編
悠目線
うぅ〜気まずい
いつも喋ってるはずなのに…
姉ちゃんも姉ちゃんで黙ってるし
夕日が沈みかけてる…綺麗だな
って気をそらしてもこの状況は変わらないか
悠「あ、あのさ」
理恵「えい!」ダキッ
悠「え?」
やばいやばいやばい…
姉ちゃん急に腕に抱きついてきた
誰かに見られたらどうするんだよ!
てか何か柔らかいものが当たりすぎてとにかくやばい
理恵「たまにはこういうこともいいでしょ」
「悠君?悠君ってば」
もう恥ずかしすぎて何も言えない…
姉ちゃんの顔も見れないよ…
何か姉ちゃんも黙り込んじゃったし…
悠「……」
理恵「……」