第13章 ××× オールに出来れば
てくてく
『····』
ザッ
「··何故、蝿の王が✿の手を繋ぎ歩いてる」
「暴君··✿が転ぶので」
じろっ
「そうなのか?」
「はい!最近だとシモさんの雪ん中でこのように··」
ぴらっ
「···!?」
渡された写真は
雪の中垂直に刺さる✿の姿
「···串刺しだな」
「はい、まさかこうなるとは··」
「だから僕が見張りです」
「次からは余が見る、今日は見逃そう··ふっ、✿よ」
「はい(笑った)」
「あまり愉快な事をするな··ふふっ」
(暴君が笑った)
❦ℯꫛᎴ❧