第13章 ××× オールに出来れば
「·····」
「···ふむ、ここから出るには書かれた通りにしなければ、ですね(真剣に見てる)」
『抱き合わなければ出られない部屋』
(書庫室から出ようと開けたらジャックさんがいた)
確認はしてある
(見た目は変わらない扉なんだけど)
ててて
ぐっ
(開かない)
「···」
ぐぐぐ
「のおおぉ〜〜····」
(見てるだけでもたのしいお方だ)
真剣に出る方法を探す姿···
(脳筋パワーなんですね)
コッ
「✿さん」
くるっ
「待っててくださいジャックさん今··扉··」
ふわっ
(紅茶の匂い)
✿✿✿
ぽかん
「·····」
ぴとっ
「····」