WIND BREAKER〜主人公の好物はたいやき〜
第6章 拉致
「拉致‥だと?」
「そう!あ!でも!俺が拉致したわけじゃないからね?頼んだの!連れてきてって!あの子は防風鈴だから悪い子は許さないわけじゃん?梅ちゃん達と同じで!で!ちゃんはたいやきが好きってことがわかった!カスタード味ね!それで大好きなたいやきを利用したってわけ!ねぇねぇ!梅ちゃんこれみてよ!」
「あ?」
兎耳山は写真を見せた
「大好きなたいやきが踏みつけられた時のちゃん!!」
「兎耳山‥覚悟は出来てんだろうな?」
「覚悟?なんの?じゃあ待ってるね!梅ちゃん!」
「待て!!」
「ん?」
「あいつに何もしてねぇだろうな?」
「うん!今のところはね!今は暗い部屋で見張りと一緒にいるよ」
「兎耳山!暗い部屋はやめてくれ!明るい部屋にしてやってくれ」
「なんで?梅ちゃん」
「は暗い所にトラウマがあんだよ」
「やだ」
兎耳山はそういうと行ってしまった