WIND BREAKER〜主人公の好物はたいやき〜
第4章 スカウト
「嫌がってたよな?だから逃げてきたんだよな?」
は頷いた
「梅宮さんどうしますか?俺がやりますか?」
「いや‥いい杉下!下がれ」
「はい」
すると強風が吹いた
「あ‥」
さっき買ったたいやきが宙に浮いた
杉下はジャンプしてたいやきをキャッチしに渡した
はペコリと頭を下げた
梅宮は囲まれていることに気づいた
「杉下‥」
「はい‥わかってます‥どうしますか?」
「ざっと‥20人くらいか‥!下がってろ!」
は辺りを見回した
(‥何か‥何かないかな‥)
は相手が持っている竹刀が目に入った
「う!」
は杉下の服の袖を掴んだ