WIND BREAKER〜主人公の好物はたいやき〜
第19章 催眠術
梅宮の腕は赤くなっていた
「ご‥ごめ‥ごめん‥‥ごめん‥な‥さい‥ごめん‥な‥さ‥い‥」
の声は震えていた
梅宮はを優しく抱きしめた
「こんな傷すぐ治るさ!」
「梅宮さん‥‥いつも‥いつも‥‥迷惑ばかり‥かけて‥ごめん‥なさい‥ごめん‥なさい」
は何度も何度も謝った
梅宮はの頭を撫でた
「何言ってんだよ‥俺の方こそごめんなさいだ」
「‥なんで」
梅宮はの唇にキスをした
は目を閉じた
梅宮はキスを終えると竹刀を拾った
「あ‥そうだ!!竹刀折っちまった」
「え‥!?」
は目をぱちくりした