第1章 一粒、···雨
「何を考えているんだい?」
「ひゃっ!!···あぁっ、ぃゃ」
キュッと乳首を摘まれ、ビクりと肩を震わせた。
「余計な事は考えないで、私に集中して···ほら、君の体はこんなにも素直だ」
"ほら、乳首を尖らせて、こんなにも固くさせて"
-くすぐったい···。
乳房を揉みしだきながら、耳元で囁かれて夏油くんの熱い吐息がかかり、体にゾワゾワと何かが走った。
「っ、···!」
感じては行けない。
感じちゃダメ···。
そんな願いも虚しく、私の体は夏油くんに弄ばれて行く。
乳房に触れられる度に、膣口から愛液が溢れ出す。
「そろそろいいかな···」
夏油くんは私の足の間に体を割り込ませると、膝の裏を持ち上げるように左右に割った。
「や、ダメっ!お願い···見ないで···」
私のソコが、夏油くんに晒されてしまった。
羞恥に涙が浮かぶ。
「···これはこれは。···よく濡れていて、綺麗だよ。」
*
私は溢れ出るの愛液を指で掬い、ソコににまんべんなく塗りたくる。中央に開いた小さな膣口は、私を誘惑する様にヒクヒクと動いていた。
「ッッー···!」
ぷっくりと膨らんで赤く充血した肉めに、私が指の腹でさすると、ビクッと腰を震わせて声にならない悲鳴を上げていた。
あぁ、···ここに舌を這わせ舐め上げたなら、どんな味がするのだろうか···。我ながら変態的趣向に、どうやら好いている人間の前では私も本能に従順な生き物らしい。
「お願い···ダメっ···」
指でのソコをパックリと開き顔を近ずけようとすれば、顔を真っ赤にして涙目なは声を震わせた。
ゾクッとした何かが体の中心で熱の塊となり、下腹部に熱が集まる。私は、煽られた感覚に陥った。