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今日も番号たちは夢を見る。

第1章 7番と8番


「7番、8番行きますよ?」


正直、この人についていっていいの?


でも、お家ってもう絶対遠いし…


「いこ、ふぇり。」


それからつれられついたのは、外は真っ暗だった。


このくろいてぶくろのひと、絶対変な人。


でも暗いしやっぱりついてくしかないんだ。


「痛い!」


無意識に口から出た。


「おっと失礼」


「あっと忘れてた。アレをしなきゃ。」



「手をあげて、7番さん。」



「…えっと?」




番号なんてつけられた覚えなんてないんだけど…


「アホ毛のある方です。」



察してくれたのかわからないけど、私が7番らしい。


そして手をあげると


「わぶっっっ!!?」


氷水?まぁお湯ではない何かをかけられた。


あ、ふぇりも同じじゃん…


「泡??シャンプーでもしてるの!?」


次は泡、確定した。



お風呂ですね。



「また!!」


また水をかけられた。



すると後ろから轟音。



「次は何!?」



気付くと髪の毛がゴワゴワと絡まり、



そして乾いていた。


そして二人の人が現れた。



「7番毛量多くないか」


「君かわいいねー7番とちがって。」


悪口!?



「もう格付け終わりましたよね、では7番8番行きますよ」




するとレトロ調なランプを取りだし火をつけた。



これで見えますね、行きますよ


そしてとても長い廊下を歩き続ける。



「…説明しよう!お前たちは選ばれた。

  今から住みやすーい家へいく!仲間がたくさんいる!たのしいぞ!」
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