第11章 アンタはそれでも保護者か
イトナ「キレイ事も遠回りも要らない
負け惜しみの強さなんてヘドが出る」
イトナ「勝ちたい
勝てる強さがほしい」
殺せ「やっと人間らしい顔が見れましたよイトナ君」
イト「…兄さん」
殺せ「殺せんせー と読んでください
私は君の担任ですから」
寺坂「拗ねて暴れてんじゃねーぞイトナァ」
寺坂「テメーにゃ色んなことされたがよ水に流しといてやるからおとなしくついてこいや」
イトナ「…うるさい勝負だ…今度は…勝つ」
「…勝って何になるの?」
こんなの、言ったが誰にも聞かれなくていい。
殺せ「もちろん勝負してもいいですが
お互い国家機密の身
どこかの空き地でやりませんか?」