I’ve been thinking about you.
第6章 シャラナヤ ライオさん
「あっ··撮影ですか?」
カチャ
「····(言葉が途切れ)」
「はい、ライオさんと撮影しましたよ」
「····」
(何考えてるか分からない顔してやがる···!)
キュッ
(···アリアの手が震えてる)
「なーんだよ、クソ兄貴もアリアと撮影したいって素直に言えよな~~~。優秀過ぎるが故に素直になれねぇからな。アリア撮影していいか?」
「ワースさん(助けてくれた)··はい!」
✿✿✿
ぽわぽわ
「····」
(最近のオーターからケセランパサランみたいなのが舞ってる)
ぽわぽわ
「····」
(無表情なのにケセランパサランが凄く嬉しそうにしてる)
ててて
(静かに気配消して···)
そ~~~~···
「···!?」