I’ve been thinking about you.
第23章 mother ライオさん
はっ
「今僕寝ていた?」
「起きたかカルパッチョ」
「あれ?先輩」
「お前···大分人間らしくなったな」
ふぁ~ん
「人間らしく?」
✿✿✿
むず
「·····」
カチャ
「ライオさん珍しいですね。きらきらがあまりないですが」
「そうかい?オレ様は変わらないぞ!光が呼んでる!」
「家族との問題?」
ぎゃーす!
「そんな事はない!むしろ毎日ハッピーだ!」
カチャ
「····」
「なぁ、オーター」
「何でしょうか」
ずびしっ
「甘えて欲しい時どうすればいいか知りたい」
ぽかん
「はぁ?」
「初めて聞いた声」
カチャ
「むしろ私から同じ質問したいんですが。家族があるのだから考えは貴方が1番分かるでしょう」