I’ve been thinking about you.
第23章 mother ライオさん
ずびしっ
「君は··アリアとはどのような関係なんだい?」
ふぁ~ん
「僕のアリア」
「カルパッチョに聞いてないわよ」
「なんか僕も答えとかなきゃいけないじゃん」
「全く、そうね。あの子は素直で優しいわ。凄くね··優しくて消えてしまいそうな笑顔をするのよ」
「消えそうな笑顔?」
「何それ知らない、アリアはずっと笑ってるよ」
「そりゃそうよ。ワタシ♡にしか見せないんだから」
「それは··なぜだい?」
「そりゃ~母親ですからね」
「母親?」
「母性本能でしょ」
「まったく!アリアちゃんも甘えたいのよ」
うごうご
「なら僕に甘えてもらうよう行ってくる」
「あっカルパッチョ」
ふぁん
「アリアは僕のだからね。男前さん」