I’ve been thinking about you.
第23章 mother ライオさん
ふとした瞬間と言うのは何とも言えない
あの子は妻と同等に大切だ
だけど···
「···えっ」
君がオレ様以外の誰かと抱き合う場面を見てしまった事
✿✿✿
「今日もありがとうございます!マカロン先輩!」
「いいのよ~アリアちゃんもまだ子供なんだからお母さんに甘えるのは悪い事じゃないのよ。」
「マカロン先輩には叶いませんね··」
ぴっ
「アリアちゃん?あなたは優しすぎるの。貴方の瞳は深い海と空を表してるから皆は安らぎを求めてる」
「····」
「でもアリアちゃんも今だけは私の"娘"でいていいのよ?」
ギュッ。
「ありがとう··お母さん」
「いいのいいの」