I’ve been thinking about you.
第22章 歩くよ。 魔法使いさん
にこっ
「僕は今日からアビスくんのお話相手になる魔法使いさんだよ~~隣いいかな?」
「お母さんやお父さんには··」
ぐっ
「大丈夫!話し合い(魔法)してきたからね。」
アビスくんの目をきちんと見ず世間ばかり気にする
そして歪んだ国にならないよう今だけは···
「アビスくん」
「は···い!?」
ギュッ
「君はね、この先何回辛い事が起きるけど··辛い分幸せは舞い落ちる」
「魔法使いさんは僕を知ってるんですか?僕はどんな魔法使いになるんですか?」
「そうだね~、自分を必要としてくれる友と恋人に出会えるよ」
「こっ!恋人!?///」
「あはは!まだ分からないよね。だからゆっくり楽しみにしてよ。」
ふわっ···
うと··
「あれ··?」
「私はずっと待ってるからね」