I’ve been thinking about you.
第16章 らんらん ランスくん
「なんと言うか···ランスくんは··」
なでなで
「なんだ」
「そんなに私に色々と··」
「世界が綺麗だと思えたから」
「えっ」
「お前を初めて見た時から俺の何かが変わった、常にアンナを助けるだけに生きた俺の世界が黒から空色になった。だからアンナにも見せてやりたい」
「はわ··はわわ··」
すっ
「だから、アリアは俺の隣にずっといろ」
「ーーー!///」
✿✿✿
「アリア新しいイヤリング付けたんだな」
「あっ分かりました?」
「似合ってるぞ、三日月」
「えへへ~」
「だけどどっかで見た形なんだよな~···」
すっ···
「おい、何アリアに触れてる泥野郎」
びきっ
「あぁ?なんだ今の言い方はよぉ」